特定の環境下で害虫を抑制するために必要な天敵の数を、数理モデルを用いて算出します。寄生性天敵にも捕食性天敵にも対応。季節や温度、餌となる害虫によって変わる能力評価、複数の天敵の比較・併用の効果など、わかりやすく理論的な回答を提供します。基礎理論あり。

媒介性昆虫の特性、病原ウイルスの特性に基づいた植物病害防除シミュレーションの作成を行ないます。防除手段を変えた時、2つ以上の手段を合わせて用いた時などの効果を予測計算します。
また、作物病発生の調査データに基づいた、発生状況の要約、予測、防除目標の明確化など、行政にも生産者にも、わかりやすい形での提示を提案します。基礎理論あり。

害虫の個体群増殖モデル、害虫-天敵相互作用モデル、個体の空間モデルなどのシミュレーションモデルを作成します。

作物―害虫―天敵の３者系個体群変動モデル、昆虫媒介性ウイルス病動態モデル（防除法による変動比較）など、個別地域の情報に合わせたモデルを作成します。